ストレスチェック制度では、まだ、集団分析に関しては努力義務となっていますが、ストレスチェック制度を「なぜやるのか」ということを考えると集団分析は欠かせないものになってくると思います。
ただ、集団分析の結果をどうやって活かせばよいのかお悩みのところもあるようですので、簡単にできる事例を１つご紹介します。
１）集団分析の結果がでたら、職場ごとの部課長を対象とした集団研修を開催します。
２）研修では、集団分析の結果を各部課長に配布する前に、自職場の結果を予想してもらいます。
３）実際の結果を配布し、予想との差異を確認してもらって、自職場での問題点とその対策を考えてもらいます。
４）後日、対策の進捗・結果を報告するためのフォロー研修を実施します。
非常に、簡単ですが、集団結果をただ渡すのではなく、事前に予想してもらうことで現状認識に対する部課長の気づきを促すことができますし、フォロー研修を実施することで実際の改善活動に繋げることができます。
今回ご紹介したやり方以外にも職場毎に最適なやり方があると思いますので、是非、集団分析結果から改善活動への繋げる手段を検討していただきたいと思います。
なお、弊社では上記活動に適した集団分析結果フォームをご用意しております。集団分析の結果フォームについて、上記活動の進め方について、もう少し詳しく聞きたいといったご要望があありましたら、お問い合わせフォームからお問い合わせください。